『クロス取引』〜経済用語辞典。



『クロス取引』あるいは「クロス」。


株式取引用語である。

ある銘柄について、同一株数で同一値段の買い注文と売り注文を同時に発注し、大量の売り注文と大量の買い注文を取引所で対当させ、成立、約定させること。

1967年10月のバイカイ廃止後採用されている株式の大口売買の方法。

株式保有を継続しながら評価益を計上、あるいは評価損を計上するために行う益出しクロス(損出しクロス)。

大量の注文を証券会社の自己売買が相手となって行うクロス(決め商い)などがある。

時価発行に絡む株価操作事件などから株価形成への批判が高まったのに伴い、証券界は73年4月以降、自主ルールを作り、クロス商いを規制した。

その内容とは

1:自己売買で作った値段ではクロスを行わない、
2:クロス商いでは原則として自己の空売りを避ける、など。


2000年のルール改正で現在では益出しのためのクロス取引は原則として認められなくなった。

注)バイカイ

株式注文の指値ごとの分布状況のこと。

証券会社の段階で、同一銘柄に同一値段で同株数の売りと買いが出合ったときに、売買が成立したものとして取引所に届け出る制度。

1967年にクロス取引が採用されるまで行われていたが、現在では禁止されています。
タグ:経済
posted by power-B at 19:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経営
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